Venice [PW] [place]
Venice, Italy, 2007.
最近、Acqua Alta で秋冬は大変なヴェネツィアですが、
やはり、夏の素晴しさは特筆すべきものがあります。
可動式の堤防で高潮を防ぐ、モーゼ・プロジェクトは2014年完成とのことですが、
ヴェネツィア共和国時代からの旧い建物がたくさん残る中で、
何とかこの景観を守ってもらいたいものと思います。
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Punakha [PW] [place]
ブータン。
数百年前の日本かと思うほど、まだまだ近代化の波から、隔離された国です。
民族衣装に身を包んだ国民は、自給自足に近い生活を送りつつ、
チベット仏教を篤く信仰しています。
集落の至るところにある寺院は、その大小に関わらず、
いずれも荘厳な曼荼羅と仏像に埋め尽くされており、
そこには、線香の煙と祈る人の姿が絶えないのです。
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Islay [PW] [place]
今回の目的地、アイラ島。
言わずと知れた、シングルモルトの聖地です。
敬虔なシングルモルト教徒 としては、一度は聖地を巡礼しなくてはと。
美味いウィスキーができるだけあって、
海も、土地も、空気も、とても美しい場所です。
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Edinburgh [PW] [place]
仕事は終了したので、Stockholm から、プライベートでScotland へ。
冷たい霧のような雨に降られ、凍えながら歩いています。
むしろ、Stockholm より寒い感じです。
Edinburgh城や博物館の歴史展示を見るにつけ、
ここの人々の奥底に根付く、深い恨みつらみに、気分が滅入ったのもありますが。
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Stockholm [PW] [place]
というわけで、今回は北欧出張です。
想定はしていましたが、とにかく寒い。
荷物の都合で、薄手のコートにしてしまいましたが、猛烈に後悔しています。
街並みはキレイではあるのですが、人が少なく、何となく寂しげなのも、
気持ち的に、寒さを倍増させています。
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Onneto [PW] [place]
オンネトー。
雌阿寒岳の麓にある小さな湖。
季節と時間帯によって、その色を変えます。
エメラルドグリーンの湖底には、白化した木々が標本のようにそのままの姿で。
美しいけれども、生命の気配を全く感じない、死に絶えた湖です。
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Zagora [PW] [place]
Zagora, Morocco. 1999.
どうしても一度行きたかったサハラへ。
モロッコのサハラツアーはメルズーガが有名ですが、
日程の都合で、ザゴラから2時間ほど南下したオアシスへ。
モロッコの砂丘は、レンガを細かく砕いたような赤味掛かった茶色。
夕陽を受けると、燃えているかのような色に。
砂は音を吸収するので、南に向かって10分も歩くと全くの無音の世界。
聞こえるのは、風というよりも耳元を抜ける空気の流れる僅かな音だけ。
砂丘に腰を下ろして、右手から沈む夕陽の光を受ける。
目の前に広がる先には1000キロの範囲で誰もいないはず。
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Clarke Quay (クラーク・キー) [PW] [place]
運河沿いを歩きつつ、頭をよぎるのは、
一人当たりのGDPはとうに日本を抜き去り、
人口当たりの富裕層の数はアジアでダントツ。
種々の規制を外し、競争力を促進し、結果、ヒト、金、情報が吸い寄せられくる。
実際、ここ最近、知人、友人も続々と、シンガポールに集まっている。
彼我の差を考えるに、この動き自体は、
今後も、ますます加速せざるを得ないなとは、思うのだけれども、
一方で、どうしてもここに住む自分をイメージすることができない。
単純に奥に広がる世界を知らないだけだ、とは思うのだけど。
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Valletta [PW] [place]
Valletta, Malta.
地中海の小国、マルタ。
シチリアの南に浮かぶ、3つの小さな島からなる国。
首都 Valletta は、マルタ騎士団の本拠地でした。
メインの交通手段は、島中を網目のように走るこのマルタバスです。
一回数十円で、結構な距離でも乗れてしまいます。
このバス、運転手さんの持ち物で、それぞれに個性的です。
中には、こんな年代物も現役で活躍しています。
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Maldives [PW] [place]
South Male Atoll, Maldives. 2008.
ビーチリゾートには、それ程興味はありませんでした。
貧乏性なので、独楽ねずみのようにチョロチョロしている方が性に合う
こともありますが、何もない自然の中でボーっとするよりも、
旧市街とか、古い教会とか、地元密着のバルとか、
過去、現在のそこに住む人々の生活を感じられる方が興味をそそったのです。
そんな私でも、モルディブの海の魅力には抗えませんでした。
それこそ、サルのように、毎日海に入り続け、
ハウスリーフでのシュノーケルで、背中は真っ黒に。
海の中、外問わず、目に入る景色全てが天国のように映りました。
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